orangeのパラレルワールドって?タイムトラベルはできる?
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orangeの第5話で中野先生という科学の先生がパラレルワールドについて解説する場面があります。
その解説が難しくて、アニメやマンガで1回読んだだけでは理解できなかった人もいるのではないでしょうか?
私もそうでした(^_^;)
ここでは中野先生の話をもっとかみくだいて説明し、わかりやすくパラレルワールドを説明します。
タイムトラベルはできる?
パラレルワールドを説明する前にタイムトラベルについて説明します。
タイムトラベルとは、その名のとおり、タイムマシンなどにのって過去や未来を自由に行き来することです。
タイムトラベルは現時点では実現出来ていませんが、科学的に2つの方法でできるかもしれないと言われています。
1つめは光の速度と同じスピードで移動すること。
もう1つがブラックホールを使うことです。
どちらの方法も現時点では実現出来ていませんが、科学が進んで何百年後には出来るようになっているかもしれません。
タイムパラドックス
ですが、タイムトラベルができるようになったとして、過去を変えてしまうとどうなるのでしょうか。
翔が死んでしまって悲しいので、タイムトラベルで翔が自殺をしないように救ったとします。
ここで矛盾が発生してしまいます。
タイムトラベルをして翔を救った場合、その世界ではタイムトラベルをして過去に行き、翔を救う必要はなくなります。
つまり未来に矛盾が発生してしまいます。
タイムトラベルをしてしまうと、矛盾が発生してしまうのです。
今、Dの地点にいるとします。Dの地点で自分が望む結果がでなかったので、Aの地点にタイムトラベルして、過去を変えてしまったとします。
その結果、Dの地点では自分が望む結果になります。
そのため、タイムトラベルしてAの地点にタイムトラベルする必要がなくなります。
(過去) A → B → C → D (未来)
このようにタイムトラベルをしてしまうと、矛盾が発生してしまうのです。
この矛盾のことをタイムパラドックスと言います。
パラレルワールド
しかし、この矛盾が発生しない考え方があります。
それがパラレルワールドです。
タイムパラドックス(矛盾)が発生してしまうのは、過去も未来も1つしかないという考え方のせいです。
しかし、パラレルワールドでは、過去を変えたらその時点で世界が枝分かれし、もう一つの世界が生まれます。
そのため、タイムトラベルで過去を変えたとしても、自分の今いる世界には全く影響がないということになります。
逆に言うと、自分がいる世界の過去は変えることができません。
過去に行って、過去に起きたことを変えても、新しい世界が1つ出来るだけです。
じゃあ10年後の世界の翔は救うことが出来ないのかというと、実はその通りなのです。
手紙を送って翔を救うことが出来ても、それは新しいパラレルワールドが1つ出来るだけです。
10年後の世界で翔が自殺をしたという過去は変わりません。
でも菜穂たちは手紙を送りました。
自分たちの世界の翔は救えない。
でもパラレルワールドの世界では翔を救って欲しい、そう願って手紙を送ったのだと思います。
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そうな