orangeのタイトルの由来は弘法山から見える景色???
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ここではorangeのタイトルの由来について、考察していきます。
実はorangeのタイトルの由来は、はっきりしたことは分かっていません。
これは原作者の高野苺先生が明かしてくれていないからなのですが、今後も高野先生がはっきりと明言することはないのでは?と想像しています。
そのあたりも含めて私の見解をここではご紹介します(*^^*)
orangeのタイトルの由来は2説
orangeのタイトルの由来は2説あります。
オレンジジュースと弘法山(こうぼうやま)から見えるオレンジ色の景色です。
オレンジジュース
マンガの1巻3話で、翔が上田先輩と付き合い始めます。
翔は上田先輩から告白されたときに、「上田先輩と付き合っていいと思う?」というメッセージを消しゴムに忍ばせて、菜穂に渡したのですが、菜穂の「だめ」というメッセージを見る前に付き合い始めてしまいます。
菜穂は休み時間に翔からオレンジジュースをもらっていたのですが、そのオレンジジュースを家に帰って一人で泣きながら飲みます。
この時の菜穂の顔はとても切なくかわいそうです。
この時のオレンジジュースからタイトルのorangeがきているのではないかと言うのが1説です。
弘法山から見えるオレンジ色の景色
5巻22話(最終話)で、10年後の世界で弘法山から夕日を見るシーンがあります。
26歳の菜穂はその夕日を見て、翔にこんな手紙をだします。
『翔へ』
私達を、許してくれますか?
あの頃私はまだ高校生で、
毎日の大切さや、命の重さもわからない
まだ子供でした。助けられなくて、ごめんなさい。
翔の事をちゃんと見ていればよかった。
何も知らずに、本当にごめんね。もし、もう一度、やり直せるチャンスをもらえるなら
今度は私達が全力で翔を守るから、私達を許してくれたら、生きていてほしい。
26歳の春、4月23日。
弘法山の桜を一緒に見ませんか?この日の夕日がとてもきれいで、弘法山から見る
オレンジ色に染まる空や街や桜を
翔と一緒に見たいです。みんなで、待っています。
弘法山から見える10年後の景色がオレンジ色に染まっていて、きれいだと言うシーン。
最終話のクライマックスのシーンなので、こちらの説の方が有力かもしれませんね。
高野苺先生が明言しない理由
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どちらの説が正解なのか、あるいは他にorangeというタイトルをつけた理由があるのか、
理由を高野苺先生が明言することはないと思います。
高野苺先生があるインタビューでこうおっしゃってました。
手紙をもらった菜穂たちの10年後がどうなっているか、一番初めは描くつもりでいたんです。でも、描きながら自分で、それは描きたくないなと思って。もっといろんな捉え方ができるように描いています。10年後がどうなっているかは、読者の皆さんに自由に想像してもらいたいと思ったんです
つまり、高野先生はorangeを色々なとらえ方が出来るように、描いたのです。
それはタイトルだけではなく、翔が助かった後の10年後はどうなっているのか?も含めてです。
ですので、orangeのタイトルの由来は、orangeを読んだあなた自身が決めていただければと思いますm(__)m
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